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頻尿・尿失禁・排尿困難

頻尿

頻尿とは

頻尿のイメージ画像

トイレに行く回数が多い場合、頻尿が原因であることが多いです。一般的に、人は朝起きてから夜寝るまでの間にトイレに行く回数は8回程度とされています。しかし8回でもご自身で回数が多いなと感じる場合は、頻尿に当てはまることもあります。

頻尿の原因としては、過活動膀胱、残尿、多尿、尿路感染症、腫瘍などが挙げられます。
検査をする場合、尿検査、腹部超音波検査などが行われます。また排尿日誌をつけ、ご自身の尿の回数を把握といったこともしていきます。

治療について

治療については、原因によって方法が変わってきます。そのため検査でしっかり原因を特定してから治療を開始します。多くの場合は、水分摂取を調整するなどしていきます。

尿失禁

尿失禁とは

排尿しようとしていないのに、尿を漏らしてしまうことを尿失禁と言います。尿失禁の原因は多くあります。

例えば、膀胱などの臓器を支える骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が、加齢や出産などで弛緩してしまい、腹部に力が入るシーンで尿漏れが起きる腹圧性尿失禁があります。これは女性が多いのが特徴です。また、何の前触れもなく、突然尿意に襲われ、我慢できず漏らしてしまう切迫性尿失禁もあります。なお切迫性の原因については、脳血管障害(脳梗塞 等)や過活動膀胱、前立腺肥大症、骨盤臓器脱などの何らか病気であることが多いとされています。

そのほか、尿路が何かしらの原因で閉塞、または排尿筋が弱まっていることで、少しずつ尿漏れが起きる溢流性尿失禁、さらに排尿機能は問題なくても、運動機能の低下や認知症により排尿がうまくできず漏らしてしまう機能性尿失禁というタイプもあります。

どのタイプの尿失禁か診断するには、まず排尿日誌を数日記入し、尿失禁の状態を確認していきます。その後、尿検査、padテスト(水分を摂取してから約1時間決められた運動や動作を行うテスト)、経腹的超音波検査にて残尿測定をすることで大半の失禁の原因は特定できます。

治療について

治療については、タイプによって治療方法が異なります。腹圧性尿失禁で症状が軽度であれば、骨盤底筋群などを体操などで鍛えます。それでも改善が見られない場合は、手術療法(TVT、TOT)となります。切迫性尿失禁の場合は、薬物療法のほか、行動療法(膀胱訓練、飲水量の調整、骨盤底筋訓練 等)も組み合わせます。溢流性尿失禁では、原因となる尿道閉塞の治療やカテーテルを尿道から膀胱に入れることで尿を取り除く導尿法などがあります。また機能性尿失禁の場合は、運動機能を向上させるためのリハビリテーションを行います。

排尿困難

排尿困難とは

排尿困難とは、排尿しようとして力を入れても尿がうまく出ない、または全く尿が出ない、あるいは排尿の時に痛みがあるといった状態のことを言います。
排尿困難が慢性化し、尿が膀胱に残った状態に体が慣れてしまうと、腎臓や尿管にも尿がたまってしまうこともあります。そのため排尿困難の自覚症状がある場合には、放置せずに早めに当クリニックをご受診下さい。

原因としては前立腺肥大や尿結石などの病気によって尿道が狭くなっていることや、ヘルニア等による神経の圧迫によって排尿が妨げられているなどが挙げられます。

治療について

原因となる病気がある場合には、まずその病気を治療することが必要です。その上で、薬剤による治療を行っていきます。病状が進行している場合には、カテーテルを尿道から挿入するといった治療を行うこともあります。

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住友 誠
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令和6年度診療報酬改定にともなう
当クリニックの対策

生活習慣病管理料Ⅱ(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)

令和6年度の診療報酬が改定になり、糖尿病、高血圧症、および脂質異常症を主病として通院されていた患者様は、6月以降【特定疾患療養管理料】から【生活習慣病管理料】に算定が切り替わります。
患者様には、血圧や体重等の個々に応じた目標設定のほか、食事、運動に関する指導、検査結果等を記載した『療養計画書』を患者さまの同意のもと作成し、より実効性のある疾患管理を行ってまいります。初回時および4ヶ月ごとに『療養計画書』への患者さまの署名をいただく必要がございますので、ご理解・ご協力の程宜しくお願い致します。

長期処方・リフィル処方箋

患者様の状態に応じ、医師の判断のもと、28日以上の長期の処方を行うこと、リフィル処方箋の発行を行う場合がございます。一部負担金がこれまでと変更になる場合がございますので、ご了承ください。

基本診療料/特掲診療料の施設基準の届出

当クリニックでは以下の届け出を行っております。

  • 外来感染対策向上加算
  • 慢性腎臓病透析予防指導管理料
  • 糖尿病透析予防指導管理料
  • 喘息治療管理料

その他掲示事項

  1. 当クリニックではオンライン請求を行っております。
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地域医療連携

当クリニックでは患者さんの症状およびニーズに応えるべく、近隣のクリニック・病院だけでなく、
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